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褒めて育てる(その2)

子供は、思考回路がシンプルですから褒めるとストレートに喜んで、どんどんやる気になります。

叔父に聞いた話ですが、叔父が中学生の当時サッカーの指導が非常に上手いコーチがいて、子供から非常に慕われていた。シュート練習の時、最初はみんなどうしようもないシュートばかり打っていたけれども、かまわず褒めまくっていたそうです。「ナイスシュート!」を連発し、褒めたあとで「よし、今度は低く打ってみよう」と。段々低く打てるようになったら、次は「ナイスシュート!今度は真ん中に蹴ろう」。そして最後に「ナイスシュート!今度は強く蹴ろう」と。こうして、次第にいいシュートが打てるようになっていったそうです。子供の方は、いつも褒められるから楽しく練習するし、一つ一つ教えてもらえるから着実に上達してゆく。指導する方も、相手との関係を作りつつ自分の言うべきことを言えるから案外とストレスが少なくて済んだものと思われます。

十分褒めつつ、指導すべきところは指導する。ダメなものはダメと、強調しないといけないこともあります。子供に対してだけではなく、大人と大人の関係も、そんなものかもしれませんね。
by shin710Y | 2006-07-18 19:40 | こころの健康
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