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相手への接し方をよくするためには

人間関係シリーズ第3弾です。
人とのコミュニケーションを良くするには。
私も散々苦労してきましたので、これまで学んできたことを今一度まとめてみました。
今回は、一つのたとえ話から始めさせていただきます。

ある薬が、ある症状にとてもよく効く。
多くの患者さんに有効なので、一つあなたもこのお薬をどうですか。

そこで、そのAという薬を始めてみたところ、なかなか効果が出なかったとしましょう。
それは、量が不十分だから効かないのかもしれません。
十分な量まで増やしていって、十分な時間をかけて服用すれば効くことがある。
例えば抗うつ剤の治療ガイドラインでは、十分量・十分期間の服用後に効果判定を
することになっています。
即効性はないものの、時間をかけて効果が出るのを待つ。

しかし、いつまで待っても効果が出なければ、いい加減には「効果なし」と判定して
別の薬に変更してみるべきです。
Aが結局ダメなら、今度はBという薬に変えるということです。

今、薬の例を出してみましたが、何かあることを始めた時にも、効果判定は慎重に
行ったほうが良い時があります。
エクササイズにせよ、勉強にせよ、投資にせよ。

すぐに成果が出なくても、じっくり取り組めば後で花咲くことがある。
成果が出るまでの期間中に焦りを感じることもあろうかと思われますが、
結果が出るのを信じて努力を継続することが大切になります。
途中で断念しなければ、もう少しでトンネルを抜け出せるかもしれない。

しかし、いつまでたっても効果が出ないとしたら。
違うやり方に変更したほうがよいかもしれません。

例えば、ある人の行動に困っていて、何とか変わってもらいたいと思っているにも関わらず、
いつも同じ行動を繰り返されてしまう場合。
その人に、こちらからAというメッセージを送ることにした。

「こうしてください」と頼むのもひとつのメッセージ。
とくに何も言わずに我慢しておけば、相手にとってはそれがひとつのメッセージ。
相手の人は「あ、今の自分のやり方でも別に構わないんだ」と解釈するかもしれません。
したがって、そのままでは相手は変化しませんから、これはまずいということになります。
思い切ったメッセージAが功を奏して、相手の行動が変わればメデタシメデタシ。

ところが、何度Aというメッセージを送っても一向に相手の行動が変化しない場合は。
例えば、社長が社員に対して「もっと意識を高く持て」といくら言っても、
社員がグータラなままだったら。
そろそろメッセージAは「効果なし」と判定して、別のメッセージBとかCに変更した方が
いいのではないでしょうか。

新しいメッセージを創造するのです。
あなたは、創造主になるのです。
スゴイですねえ。

あるいは、その道の達人に教えを請うてみては如何でしょう。
ひとまず自分の考えをまとめておいて、効率よく相手に伝えられるように
少しずつ準備しておきましょう。
その作業をするだけでも、ひとりでに答えが出てしまうかもしれません。

連休中にでも、いろいろと工夫してみては如何でしょうか。
by shin710Y | 2009-05-02 19:04 | こころの健康
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