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岡田監督はついに聖者の域に到達した

昨夜の某・定例会議。
どうしたわけか、空席がパラパラと目立っていました。

司会進行役の方がおっしゃるには
「明日、早起きをするため、ご欠席の方が多いようです。
がんばれ、ニッポン!」

会議を普段より早く終了してくださったお陰もありまして、
私も今朝午前3時に早起き出来ました。

運命の決戦(日本 vs デンマーク)を見ることが出来たのです。

しらけた下馬評を覆して、
岡田ジャパンは歴史的快挙を成し遂げました。
3連敗どころか、2勝1敗の堂々たる2位通過です。

マラドーナ監督は、W杯前にメディアが
アルゼンチン・チームを酷評していたものの、
3連勝で決勝トーナメントに進出したことを踏まえて、

「メディアは謝罪すべきだ」と主張しています。

彼やアルゼンチン・チームを断罪していた
マスコミは、その報道姿勢を考え直したほうが
いいのではないでしょうか。

そして、岡ちゃんはあれだけ言いたい放題に
批判されていたにも関わらず、
誰も非難していません。

自分を侮辱した無数の人々を、追求しない。

まさに、日本社会の光か。

あっぱれ。

突拍子もありませんが、マイケル・ジャクソンも
金目当てで卑劣な言いがかりをつけて訴えてきた相手を、
名誉毀損で追求することはありませんでした。

これを、偉業と呼ばずして、何と呼ぶ。

岡ちゃんも、マイケルも、対立を超越してみせた。

現代の、奇蹟。

さて、日本は決勝トーナメントに進出するわ、
参院選もスタートするわで、
何かすごい雰囲気になってきました。

政治家の皆様。
日本をよくしたいという想いは伝わっては来ます。

各党は、日本を良くするための方法論で
意見が異なっております。

ですが、本当に日本を良くすることが目的ならば、

「結局は自分の党が正しい。他の党は間違っている」と
相手を非難することだけに終始して欲しくないと
私は考えております。

お互いの意見が違っているのは構わないと思うのですが、
日本を良くしたいという想いでは一致しているのなら、
もう少し相手に敬意を払っていただけないでしょうか。

「癒す」という意味の “heal” という言葉は、
「全体」をあらわす “whole” が語源だそうです。

日本を癒すことは、日本の一体感を高めることだと
私は理解しております。

自他の違いを強調してバラバラになってゆくのではなく、
あくまでも自分の意見はしっかりと述べて、
あとは民意を問う。

ベストを尽くして、あとはお天道様にお任せで
いいのではないでしょうか。

対立陣営がお互いを非難しあう姿を、
子供たちにあまり見せたくないのです。

大人になりたくないと、思う子供が
出てくるでしょう。

教育上、非常に悪いのではないかと
思えるのです。

政治のことはよくわかりませんが、
政治に無関心でいることは出来ても、
無関係でいることは出来ないと、
どこかの市議さんが言っていました。

段々と話がまとまらなくなってきました。

朝早くから本田の無回転シュートを
うっとりと見ていたためか、
私の頭も次第に無回転になってきたようです。

皆様、今夜はいい子をして早く寝ましょう。
おやすみなさい。
by shin710Y | 2010-06-25 19:50 | 日記
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