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罪悪感について

罪悪感で前に進めなくなることがあります。
前に進めている方は読み飛ばしてくださって結構です。

罪悪感の中身はどんなものでしょうか?

自分はひどいことをしてしまった、とか・・・。罪悪感=「相手の力になれなかった、苦しませた、失礼なことをした、迷惑をかけた、約束を破って申し訳ない」、といったところでしょうか。自分なんか、いないほうがいいのかもと考えてしまったり。考えれば考えるほど、自分が沈んでゆきます。

自分に向き合い、他人の気持ちになって自分の行動を反省することは必要なことでしょう。ただ、沈む一方の場合は何か手を打つ必要があります。食事がのどを通らなくなったり、力がうせてしまってどうにもならなくなるのは避けたいところです。

まず、病気が疑われる場合の話をさせていただきます。

あまりにも落ち込みの度合いが激しくて何もする気になれない時や、いつまでたっても元気が出てこない場合はうつ病かもしれません。周囲からみれば気に病む必要が無いのに、大変なことをしでかして取り返しがつかないと確信する場合など、要注意です。病気ならば治療が必要です。よく言われているように、こういう時は周囲の人は「元気を出そう」と励まさないで下さい。
繰り返しますが、病気には治療が必要です。一般的なアドバイスは無効であったり、かえって有害な場合すらあります。専門家の指示を仰いで下さい。

次に、人生の克服問題と申しましょうか、人生相談的なお話です。

「人を裁くな」という言葉があります。裁判所でなくとも、「あなたは間違っている」と断言されたら、ガックリきますね。ところで、自分で自分を裁くのはどうでしょうか。他人にも自分にもわけへだてなく接してみませんか。今はどうしても自分を裁きたかったら、それでもいいのかもしれませんが。「自分を裁いている自分」くらいは、裁かずにおくとか。その時々で自然体でいたほうが、いいのでしょうかね。やっぱり難しい問題ですね、これは。

身の回りに起こったことは、自分に全部責任があるわけでもないことがあります。部分的には自分に非があるかもしれませんが、それ以上どうしようもないこともあるわけです。不可抗力ということもあるでしょう。ありのままに物事を観られれば、いいのです。

さらには、相手のほうが無茶を言っていて、こちらには非が無いということもあります。
そういう時は、卑屈にならなくていいと思いますよ。

罪悪感を完全に拭い去ることは出来ないかも知れませんが、まずは身近な人に自分の心情を話して、気持ちを開放出来ればいいと思います。
ありのままの自分を受け止めてもらうことが出来たら、ちょっと救われた気分になります。

ただ、下手に話すとかえって叱られたり拒絶されたりして余計に辛くなる場合があります。あるいは、実行不可能なアドバイスを頂戴することもあります。相談相手は慎重に選ぶ必要があります。あるいは専門家の力を借りたほうがよいかもしれません。

そして、自分自身にも喜びを与えることが大事です。

これは、落ち込みのひどい時にはとても無理ですよ。病気の時には、楽しむ余裕がありませんので、気分転換の試みが逆に苦痛を強めてしまいます。うつ病の真っ最中には、活動よりも休息が大切なのです。自分に喜びをプレゼントするのは、病的状態ではない時の話です。普段は、思い切ってコンサートに行くなど、自分の楽しみを持ちましょう。凹んでしまった自分に、栄養を与えるのです。うるおいが必要です。無理の無い範囲で、ぼちぼちで結構です。

今回は、ちょっと難しかしいテーマに手を出してしまいました。
by shin710Y | 2006-06-06 21:01 | こころの健康
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