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気持ちの整理とは

整理とは、捨てることです。
では、気持ちの整理とは?

つらい感情を捨てること。ですかね。
溜まりにたまった不自然な感情を、捨てること。

では、捨てるには、どうしたらよいか。

例えが悪いような気もしますが、ひどい便秘のことを想定してみましょう。

繊維質のものを食べる、散歩をして腸の動きを良くする。
こういう穏当な手段で、すっきり排便があれば一安心。
だけど、どうやっても出なかったら?

医療行為の出番です。下剤、浣腸、摘便。
たくさん出ましたら、おめでとう。
処置してくれた看護師さんも、喜んでくれるでしょう。
「マア、こんなにたくさん出て。よかったネ」
大腸の整理、一丁上がりです。


では、気持ちを整理する場合は如何に。

感情を表現すれば、よい。

表現とは、読んで字の如く、表に現すことです。
つまり、内面の奥にあった感情を、表に出す。

まず、自分の感情を正直に感じてみましょう。感じるままに、してみましょう。
これも一つの感情表現です。
こんなことを感じていてはいけない、と思い過ぎずに。
思うだけなら、誰にも迷惑をかけません。

ただ、思い始めたらどんどん悲しくなったり、不安になったり、怒りが抑えられなく
なることもあるでしょう。
場合によっては、大混乱に。
ですから一番いいのは、早期発見、早期対応です。

モヤモヤした感情を、少しずつ言葉に出来るといいです。
これを「言語化」といっています。
日記やブログに、自分がどう感じていたのかを書いてみるのもいいでしょう。
身近な誰かに話を聞いてもらう時は、相手の協力に対して感謝の気持ちを
言葉に出されることをお勧めします。

芸術家は、作品に感情をぶつけています。スポーツで発散するのもいいです。
映画を観て、涙を流すのもいいです。演歌歌手のように、悲しみを絶唱したり。
私の場合、犬の散歩をしながら、犬に話しかけていると見せかけて実は
一人ボヤく、というのが得意技です。回りくどいやり方ですかね。

さらに、薬を上手に使うのも一法です。
ただ、お医者さんとよく相談しながらにして下さい。

診察の利点は、よそでは言えない話が出来ることです。
さっきの便秘の例えでいけば、診察は一種の浣腸・・・。
ここらへんで、この話はやめておきましょうか?
大体出し尽くしたら、スッキリです。
よかったら、一緒に後始末でも。

話が長くなりました。
辛い感情を何度でも感じてみて、表現してゆけば、その感情を捨てて減らせた
ことになるのではないか。こうして、少しずつでも気持ちの整理がついてゆく。
これが、「吹っ切れた」という状態なんじゃないでしょうか。

気を長くして、取り組んでゆきましょう。
by shin710Y | 2008-03-14 21:04 | こころの健康
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