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ためらい

「こんなことを、ここでお話してもいいのでしょうか?」と、ためらわれる方が多いです。
私のような悩みで、こちらにうかがってもよろしかったのでしょうか、とか。

実は、そういうお話こそ、大事なお話が多いです。

なぜなら、切り出しにくい話=心の深い部分にある問題=核心的な問題、だからです。

「ちっぽけな問題」のように見えて、そうではありません。本当にちっぽけな
問題なら、自分でも忘れてしまっているでしょう。

ご遠慮なく、お話ください。でも、遠慮してしまいますよね。
話すか話さないかは、みなさんにお任せしています。
言いたくない時は、言わないほうがいいかもしれません。
みなさんの、その時その時のお気持ちを尊重します。


今日で、当院は仕事納めです。たくさん勉強させていただいて、有難うございました。
来年も、より良い診療が出来ますように精進します。
どうぞ良いお年をお迎えください。
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by shin710Y | 2007-12-28 12:58 | クリニックの様子

予診メモのご紹介 ~診察を活性化する妙法~ その2

前々回に続きまして、予診メモのことを書かせていただきます。

私としては、このメモで診察進行の時間配分が楽になります。
本日の話題は何件あるのか、その話題はどんな内容なのかという、全体像を
最初に知ることが出来るからです。

その結果、診察時間をはるかに有効に使えます。

一部の患者さんからは、「確かに待ち時間を有効に使えますし、自分の考えて
いることを少しずつ整理できるので、この方法は自分としては気に入っています」と
いった感想を頂戴しております。

ご自分で紙に書いてきてくださる時は、A4紙1枚以内にまとめていただくのが
理想的です。
あまりたくさん書いていただくと、ご好意には感謝しますが私の頭がパンクして
消化不良になってしまうのです。

ただし、葛藤があって気持ちが動揺している患者さんや、自分の気持ちが自分自身でも
よくつかめずに困っている患者さんには、この方法は少々無理があるかもしれません。

口で話をするほうが、スムースに診察に入りやすいでしょう。
ハイ、承知しております。

お一人におかけすることの出来る時間が限られている状況の中で、
皆様のお力をお借りできれば幸いです。

以上、よろしくお願いします。
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by shin710Y | 2007-12-25 19:49 | クリニックの様子

急報!12月25日の予約空きがあります

前回に続き、予診メモのことを書こうかと思いましたが、
その前にお知らせがございます。

12月25日(火)午後5時45分からの御予約が可能となりました。

年内の御予約可能な時間帯は、現在のところ、そちらのみとなっておりますので、
ご希望の方はお早めにどうぞ!

(なお、ご予約のお電話は、診療時間内にお願い致します)
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by shin710Y | 2007-12-21 09:58 | クリニックの様子

予診メモのご紹介 ~診察を活性化する妙法~ その1

今回は、「予診メモ」につきましてご紹介いたします。
このメモを使って、診察を活性化することが出来ますので、よろしければご利用下さい。
予診メモは、受付に置いています。
来院された方と、私どもの双方の満足度をアップさせる妙法だと
考えております。

なぜ、このようなメモを思いついたのか、その経緯をご説明します。

心療内科の診察というものは、出来れば30分は欲しい。時間の余裕があって、ゆっくり診察出来れば、患者さんにご満足いただけるし、自分自身も楽しい。特に、当院はHPをご覧になった上で、かなりご遠方から来院される方も多い。わざわざ遠くからお越しいただいたのに、ちょっぴりお話をして「ハイ、おしまいです」では、非常に申し訳ない。しかし、何とか15分~20分程度で切り上げないと舞が回らないことが増えてきた。もっと急がないといけないこともある。何か手を打たないと、とんでもない待ち時間が発生するし、夜中まで診察する元気もないな。

お話をじっくりお聴きしたい。ところが、ここに一つ大きな問題がある。大事なお話ほどあとになって話される傾向がある。そろそろ診察終了かと考えている時に、もっとも重要なお話が登場したりする。これをもっと早い段階で知ることが出来れば、時間を有効に使えるなあ。さらに、緊張している患者さんは、言いたかったことの言い忘れがあるようだ。つまり、診察時のお話の全体像は、早めに把握したいものだ。

それなら、問診票を再診の時にも使えばいいのではないか。それに、患者さんによっては用件や話題をあらかじめ記載した紙を持参してくださる方がいらっしゃる。これは非常に便利だ。ご自宅でA4紙1枚以内に記載していただけばよいのだが、診察の待ち時間があればその時に記入していただくのもいいのではないか。書くのが難しい方や、特記事項のない方には、これまで通り普通に診察を受けていただけばよい。

以上、「予診メモ」のメリットをまとめますと、次のようになります。

① 診察時間をはるかに有効に活用できます
② お話になりたいことの言い忘れを防ぐことができます
③ 待ち時間を有効に活用できて、しかも、皆様の待ち時間が少し短くなります


書いていただく内容は、いたって簡単です。

「今回は、どんなことをお話になりたいでしょうか?」 

・ 箇条書きで結構です。(困っていることや、大事な出来事、特記事項、ご質問など)
・ 出来るだけ具体的にお願いします。
・ 気軽に書いてください。 途中切れでも構いません。         

☆書くのがむずかしい方、特記事項のない方は、
     書いて頂かなくてもお気になさらないでください。
 もし可能でしたら、書ける範囲で結構ですので、気軽に書いて頂けるとうれしいです。


以上です。
次回も、このメモに関するお話をさせていただきます。

なお、このアイデアを作成するにあたって、ある方のセミナーが大変参考になりました。
「プレゼンテーションの極意 1日セミナー」です。
プレゼンテーション専門コンサルタント&東海大学准教授の田中省三先生による、
スーパーセミナーです!
ご興味をもたれた方は、先生のHPを是非ご覧下さい。
http://presemi.com
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by shin710Y | 2007-12-15 20:54 | クリニックの様子

オシムさんが、元気になってきた!

オシム元日本代表監督が、急性脳梗塞から徐々に回復されているそうです。

オシム節が、復活してきました。
嬉しいな!

オシムさんは、私の恩人の一人です。

と言っても、一面識もありません。

当たり前でしょう。私を、誰だと思ってるんですか?

でも、オシムさんの本を読んだり、試合前後の記者会見記事などから、
さまざまなことを教わりました。

ですから、私の恩人なんです!

オシムさんに、代表監督に復帰してほしいという願いは、呑み込むことにしています。

私は岡ちゃん(岡田新監督)のことも、好きです。

アメリカW杯予選のドーハの悲劇の直後、試合の解説者をしていた岡ちゃんは、
悲しそうに泣いてましたね。あの頃の岡ちゃんは、可愛かった。
思い出したら、懐かしいです。

オシムさんは紳士だから、岡ちゃんの代表運営に対しても、好意的な発言を
するんだろうな。

私はこれからも日本代表を愛してゆきます。
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by shin710Y | 2007-12-13 21:27 | 日記

映画鑑賞

今日も、楽しかったです。

患者さんのお話をよくお聴きしてみますと、「ああ、なるほど・・・」と
理解できることがあります。

今まで、何でこんな症状が出るのだろうかと、私の方もうまく理解出来ていなかった
ものが、ことの経緯をよくよくお聴きしてみると、それならこんな症状が出るのも
無理はないな、と思えることがあります。

その時、謎がとけたような安堵感が生じます。

なお、患者さんの症状の発生由来を治療者が理解出来た場合、その症状は
「了解可能」だという表現をします。

症状によっては、どうしても原因不明なものがあって、「了解不能」と表現します。

了解しすぎると、かえって病気を軽く診立ててしまって失敗することもありまして、特に
治療経験が少ない場合にこのようなことがあります。
私は、ちょっと了解しすぎる傾向があると自覚しており、私の課題の一つです。

話が少し横道にそれました。

今日の診察が楽しかった理由は、

①診察時間を十分取れた場合に、来院された方のことをより深く理解できて、
 新しい発見があること。

②患者さんからのご質問が、患者さんの状態をよりよく理解するきっかけとなったことと、
 そのご質問にお答えすることで自分の頭の中が少し整理されたことが嬉しかったこと。

③患者さんの人生をお聴きすることで、ひとつの映画をみさせていただいているような
 ワクワク感を覚えること(ちょっと軽い表現かもしれません)。

④その映画は、不安と混乱に満ちた場面から始まり、さらに波乱に満ちた展開を
 みせたりもするが、意外な事実が途中で浮かび上がり、そこから新たな流れが
 生まれてくるのではないかという光明が差してきたりすること。

⑤そして、その映画はただ単に鑑賞しているだけではなく、私どもも製作スタッフの
 一員であり、関与していけるという喜び。

こんなところでしょうか。

今日の午前の診察は、土曜日のわりに空いていて、結構のんびりとしていました。
それで、ちょっと突っ込んだ診察にすることが出来ました。
面白かったです!

お一人お一人の診療経験が、本当に勉強になっております。
その経験が、また別の方の診療に生きてきます。
こうして、不思議なことに皆様がつながりあって、支えあっているわけです。

正直なところ、失敗もしています。
あとで気づいてみたり、気づかずじまいのこともあるでしょう。

失敗からも、学んでゆきたいと思っています。

本日も有難うございました。 
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by shin710Y | 2007-12-01 19:31 | 日記