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意外に結果オーライ

自分の気持ちに正直になって、自分の感じていることを相手に
伝えることは、勇気がいります。
うまく行けばスッキリするでしょうが、もし失敗したらエライことです。

今や、喰うか喰われるかの大競争時代。生き残りをかけた闘いが熾烈さを増しています。
こんなご時世で、ホンネをいってしまっていいものか。

今日は、相手に対して感じていることを正直に話してみて、お互いの関係を
改善出来た方をお二人診させていただきました。
お一人は、ご家庭にて。もうお一人は、職場にて。

どうにも釈然としない状況に関して、意を決して自分の素直な思いを語ってみたそうです。
すると、相手の方にそれが受け入れられ、誤解も解けたようです。
お聴きしていて、嬉しく思いました。


なぜ、うまくいったのか。理由を考えてみました。

1. 「自分はこう感じている」という個人的見解を述べるにとどめたこと
2. なるべく冷静に話をしたこと
3. ずっと我慢し続けると、かえってお互いのためにならないことをよく理解していたこと
4. 受け入れがたいものは受け入れられないと、自分に正直になったこと
5. 関係を改善するために、主体性をもって自分からアクションをおこしたこと

こういったことを思いつきました。
私自身、まだまだ身についていないのですが、こんな技術をマスターしたいものだと
思っています。

心の広そうな人や、柔軟な人を観察していると、何かイヤなことがあるとかなり初期段階で
ニッコリと自己主張しているような気がします。
早めに軌道修正してしまうから、あとで活火山になって大爆発することがない。
達人といえますね。

相手に対する共感や感謝、評価といった肯定的な話題から始めて、その後に
やんわり自己主張出来れば最高だと思います。

今日も良い勉強になりました。有難うございました。
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by shin710Y | 2008-02-29 19:37 | こころの健康

お天気次第

天候不順な日は、患者さんがあまりお見えになりません。
例えば、ガーンと冷え込んだ日は、待合室の混み具合も冷えこんでいることが多いです。

今日は不安定な天気でしたね。風がビュービュー吹いたり、急に雪が降りしきったり。
それで患者さんの出足が鈍るのか、みなさんの待ち時間がすごく短かったです。
昨日は、暖かい一日になって新患さんも多かったのと対照的です。

その他、晴れの国岡山で雨が強く降った日、風が強い日、台風が接近した日などは、のんびりした雰囲気になっています。逆に言えば、そんな日が穴場と言えるかもしれません。

困難に立ち向かう性分の方、逆境をものともしない方など、悪天候にめげすド根性を出していただいて受診されれば、ゆっくりとお話が出来ますよ。
具合がいいのか悪いのか、よく分からない話ですが・・・。
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by shin710Y | 2008-02-23 16:36 | クリニックの様子

マイペースな人

賞味期限とか、消費期限が問題になっています。
その件について、私の知人がこんな話を教えてくれました。


あんこのパックをスーパーで買ってみた。

それから結構時間がたっていたが、冷蔵庫の中にあんこがあったのを
思い出して、封を切って食べてみた。

とてもおいしかった。

開封後も、時間をおいて何度かそのあんこを食べてみた。

やはり、とてもおいしかった。

あんこが段々減ってきて、ビニール上の賞味期限の表示が見えた。
それまでは、あんこの色のせいで賞味期限の表示が見えにくくなって
いて、気がつかなかった。

そうしたら、最初に開封した時点で、すでに賞味期限を半年オーバー
してたとさ!

その人曰く、
「でも、あんこはおいしかったし、変な味がしたらすぐに吐き出すから
大丈夫だヨ」

商品表示は誠実にしてもらわないと困りますが、動物的カンで生きている人も
いるという話でした。
良い子はマネをしないように。
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by shin710Y | 2008-02-16 17:43 | 日記

絶対おすすめ!半日セミナーのご紹介

ここ岡山で、一生役立つセミナーが開催されます。

「自己紹介・自己PRを極めよう!半日セミナー」というタイトルです。

人生を切り開く自己紹介スキルを伝授してもらえることと思います。

2月9日(土)の午後に、みのるガーデンで行なわれます。
残席5名様、ということです。

私も出席したいのですが、当日は診療時間中ですので今回は諦めます。


講師は、以前にもご紹介させていただきました
田中省三先生です。

先生は、東海大学准教授であり、プレゼンテーション専門コンサルタントを
されています。

セミナーの詳細は下記をご覧下さい。
岡山非凡塾
http://www.zeku07.com/hibonjuku/

田中先生のHPはこちらです。
http://presemi.com
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by shin710Y | 2008-02-06 10:43 | 日記

気分障害とはよく言ったものだ

「気分障害」という病気のカテゴリーがあります。
これは、感情障害とも言います。うつ病は、このカテゴリーの代表例です。

精神科医として、何気なくこの用語を使っていましたが、最近になって良く出来た用語だなと思うようになりました。単純にして、明快といいましょうか。

そう思うのは、次のような理由によります。

人間の感情は、もとはと言えば全部自然な感情であって、良い感情も悪い感情もありません。理性が、これは良い感情、これは悪い感情だと分類しているだけです。赤ん坊を見れば、すぐわかります。赤ん坊は、自然体の極致です。よく言われるように、赤ん坊の時からの極悪人はいません。赤ん坊は自然の摂理に従ってその子なりに行動しますが、大人の都合で、ある時は良い子、ある時は悪い子に分類されます。

このような元々の自然な感情は、成長するにしたがって徐々に押さえ込まれてゆくことになります。理性や、その人が身につけた価値観がそうさせます。もちろん、躾や道徳がなかったら大変な世の中になりますので、それはそれでいいのです。

ところが、気分や感情が過剰に押さえ込まれてしまうと、自然な感情は段々と変質して、不自然な感情になってしまいます。それが鬱積(うっせき)した結果の一つが、感情障害。その人らしからぬ病んでしまった状態に陥っています。何でこんな風に押さえ込んでしまったかと言えば、そうせざるを得ない事情があったのです。その人にしか、わからない事情です。あるいは、当の本人ですら、押さえ込んでいたという感覚がないかもしれません。無意識的に、押さえ込んでいるのです。

では、どうすればこの手の病気から治るのか。

押さえ込みすぎるから病気になるのなら、それを徐々にやめれば、感情障害は良くなる。こういうことになるでしょう。

ちなみに、感情を押さえ込むことを忘れると、どんな人になるでしょう?
昨日晩のTVで放送されていた、「平成の適当男」の伝説を持つ、ミスター高田純次か(失礼)。

しかし、ここに一つ問題があります。感情を押さえ込むのは、自分の価値観がそうさせています。この価値観と言うのは、自分のバックボーンというか、思想信条のようなものです。人生での様々な出会いによって、その人の価値観が形成されてゆきます。これは簡単に崩れないし、急に崩れたら一大事です。その人の貴重な財産でもあります。

ですから、無理のない形で自然な感情を表現してゆくことが大切です。いい感情も、悪い感情も、どちらも受け入れて行きます。自分に正直になって、自分の感情を肯定してゆきます。自分自身のことも、愛しましょう。同時に、人を傷つけないように、気をつけましょう。そうすると、それまでの価値観にしばられない、自由な発想というものが自発的に生まれてきます。それが段々と、波打つように定着してゆくでしょう。その結果、心の幅が広がり、心が成長します。そうなったら、赤飯を炊きましょう。

以上、要約しますと、

①自然な感情を押さえ込みすぎると、感情障害になることがある。
②したがって自然な感情を感じてゆけば、感情障害は良くなる。
③しかし、感情を押さえ込まねばならなかった事情や理由があるので、この点に配慮して、軟着陸出来るよう落ち着いて取り組んでいくのがよい。

今回は、えらくキバッて書きました。私も疲れたな。良い子はお休みなさい。
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by shin710Y | 2008-02-04 20:55 | こころの健康