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アップダウンが続く時の、ひとつの注意点

2~3日とかの短期間で、体調や気分がアップダウンする。

よく見受けられる状態です。

とても調子よく過ごしていたかと思うと、一気に絶不調に落ちて
動けない。

好不調の波があって安定して働けないので、周りの人に対して
非常に申し訳ないし、自分自身がとても情けない。

どちらかというと、お若い方に多い症状です。

「何か、普段自分で注意しておくことはありませんか」

その時は、今のところ次のようにお答えしています。



こういう時は、五感を大切にしてみましょう。

五感とは、視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚でしたね。

要するに、身体感覚です。からだの感覚です。


調子が良いと思っていても、何となく周りの音が
普段よりやかましく感じる時はありませんか?

普段通りに食事がとれていても、今ひとつ味覚が
パッとしないことはありませんか?

何か、体が普段より重たくなっていませんか?


実は、余裕がなくなってきているのかもしれませんよ。

気がついたら、早めに休息をとるとか、先延ばし可能な
ことなら今日はせずにおくとか、何らかの軌道修正を
検討してみては如何でしょう。

そのまま突っ走っていると、結果的にダウンしてしまって、
「ああ、またこれか・・・」という残念なことになりかねません。


普段から、「今、ここで」の感覚を大事にしてゆくことです。

過去のことを反芻していたり、将来のことへ先走りしすぎたりして、
今という時がお留守になることがありますね。


今の自分に気づいてゆくことです。

精神療法の中心部分も、結局は「気づき」をえることだと思っています。

気づいて、それを受け入れる。

気づいたことを、無視したり否定しない。

それを練習してゆきましょう。

何度も何度も反復していると、少しずつであっても上達してゆくことでしょう。

ちょっとした上達を、無視しないようになると、しめたものです。

よく、「自分は全然進歩していない」などと考えがちですが、
じっくりと振り返ると何がしかの前進が発見出来ることは多いです。

今日のお話は、これでおしまいです。
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by shin710Y | 2009-02-24 21:21 | こころの健康

自分を大切に出来ない時

人に、「自分を大切に」「自分を好きになろう」と
言われる。

自分のことを心配してそう言ってくれるのはわかる。

しかし実際のところ、今はとてもそんな心境にはなれない。


そんな時は、どうしたらいいのだろう。



「自分を大切に出来ない」という、その想いを大切にする。

その想いを、否定せずにおく。バカにしない。

無理に、背伸びをしない。


そういう時があってもいいと思います。

スレスレの発想なのは承知しています。

実際の行動をどうしてゆくかは、また考えることとして、
ひとまず自分の気持ちだけは受け止めておく。

そういうことで、如何でしょうか。
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by shin710Y | 2009-02-13 20:25 | 診察風景

瞬間的「開花」

やはり診察は面白いのです。

大分以前のことですが、ある方が、とっさの状況で無意識的に
英雄的行動を成し遂げました。
詳しくは書けませんが、まあ、人助けといっておきましょうか。

自然に、体が動いたようです。

しかも、瞬間的に複数の行為を見事に
並列処理してしまっています。

早業なのに、あたかも超スロー再生モードで落ち着いて
行動されたかのごとしです。

それこそ何も考えずに、何かに突き動かされるように
半・自動的にやってのけてしまったわけです。

ご自分でも、非常にビックリされていたのが印象的でした。

土壇場で、普段は自分の限界を作っている心のブレーキが
はずれて、潜在意識が勝手に処理してくれたのかな。


近頃、脳科学が大いに注目を集めていますね。
私もちょっぴりですが研究しました。
脳味噌は奇跡的コンピューターだと思います。


もし何か面白いお話がありましたら、是非教えて下さい。
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by shin710Y | 2009-02-04 19:49 | こころの健康