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瞑想中の脳波の話し

メンタルヘルスを維持・向上する方法の一つに、瞑想があります。
日本には禅の伝統があり、本家本元だと思うのですが、灯台下暗し。
普及はしていないようです。

あたかも、60年代までブルースやソウル・ミュージックが本場アメリカで
あまり注目されていなかったが如し。
ローリング・ストーンズなどのイギリス系ロックバンドによって、ブルースの
魅力がアメリカに逆輸入されました。

瞑想も、海の向こうでは結構浸透しつつあるような印象があります。
私が、勝手にそう思っているだけかもしれませんが。
ある億万長者のギリシャ系アメリカ人が、成功の秘訣の一つとして
「1日20分以上、瞑想をする」と告白していたりして、
おお!と驚きました。

さて、瞑想にも色々な流派があって、私も良く把握はしておりませんが、
瞑想中には脳波が変化することが古くから知られております。

実は、私は瞑想中の脳波について、一時研究したことがありました。
超優秀な先輩・同輩に豪快にオンブに抱っこでした。
私自身、被験者になって調べてみました。

私のやっている瞑想法ですと、前頭・中心部のα活動が亢進し、
広汎性・高振幅のα活動が認められました。
平たく言うと、普通は後頭部あたりだけに限定してはっきり出てくるアルファ波が、
大脳全体の広い範囲にわたって出ているのが特徴でした。
これは、先行研究の知見によく合致していました。
真似事の瞑想では、こういう風な所見はありませんでした。

高額の機械を駆使してもらって、このアルファ波がどこから出てくるのかを
調べたら、前頭前野と帯状回という二つの場所から発生していたというのが
この研究のオチです。

実際の脳波をこのブログにアップしようとしましたが、容量が大きすぎて
載せられませんでした。残念・・・。

今でも結構瞑想しているのですが、これは感情の整理に役立っていると思います。
何だ、瞑想してもその程度?と言われればそれまでですが、
自分自身の過去と比べた限りでは、ちょっと落ち着きが出たように感じています。
ま、賛否両論あることでしょう。
瞑想するとドーパミンが出るので気持ちいいらしいですが、
確かにそういう気がします。

今日のところはこれで失礼します。
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by shin710Y | 2009-09-30 20:02 | 日記

「何にも考えていない」のじゃ、ありません

まったく。

この大変なご時世だというのに、何をボヤボヤしている。

のん気に構えている場合じゃ、ないでしょ。

もっと、現実を見据えて、やるべきことをやっていかないと。


例えば、不登校。
例えば、就職拒否。
その他、義務遂行不能状態。

やるべきことがあるのに、なかなか行動に移せずにいる場合に
こういう疑問が湧くこともあるでしょう。

行動停止状態にある人は、何も考えていないのか?
何も知っていないのか?
事態の緊急性や重要性をもっと教えてあげないといけないのか?

確かに、人間には、怠け心というものがあります。
それは、認めます。
「私に限って、怠け心は一切存在しない!」と断言できる人は、
手を上げて下さい。
当社で、すぐに採用します。

しかし、その怠け心なるものが、行動停止の本質的原因ではない
場合が多々あります。

実際のところ、理性が弱いわけではありません。
むしろ、理性が発達しすぎている場合をよく見かけます。
非常に気が回るのです。
周囲が心配している以上に、本人が一番事態を問題視しています。
「このままじゃ、マズイ・・・」

理性が未発達なのではなく、感情が抑え込まれている場合が
非常に多いのです。

ここから、私の十八番です。
北島サブチャンでは、ないんですけど。
感情の抑圧の問題です。


例えば、不安という感情。
よく発達した理性を持っていると、「不安君」の発言機会は平素奪われています。
「不安君」は、いつもはおとなしくしています。

でも。
色んなことが度重なって、理性の処理能力の限界に来たら。

不安君は、「俺はここにいるんだ!」と声を張り上げるでしょう。
「聞け!オイラの叫びを!」

おとなしくしていた不安君は、仲間を引き連れて、プラカードを持って、
街頭大行進を開始するかもしれません。

自分でも、何故こんなにも不安があふれ出ているのか、分からない。
周囲の人も、さっぱり分からない。
でも、とにかく不安でいっぱい。

不安君が暴発する前に、もう少し不安君にも発言機会を与えておけば、
いいのです。

不安君の打ち出す政策を、必ずしも採用しなくてもいいのです。
でも、意思表示の機会を最初から奪って、強権を発動して言論封鎖をして
しまっては、不安君も立つ瀬がないでしょう。
ですから、ひとまず不安君の意見にも敬意を示して、話しだけは聴いておく。

そうすれば、理性と不安君との関係もよくなって、激しい抗争に明け暮れる
必要はなくなるでしょう。

感情をうまくコントロールすること。
それはつまり、感情とうまく付き合うこと。

相手と上手く付き合う方法は。

先入観を捨てて、相手の話にひとまず耳を傾けることです。

不安に思う気持ちがあっても、いいんです。
不安君に、市民権を与えましょう。

あれこれやっても、どうしても不安君が暴れまわって無政府状態に
なりそうだったら。

薬を使った方が賢明かもしれません。
ひとまず、戒厳令を解除して、街を普通に歩けるような秩序を回復するために。

感情を、普段から大切にしましょう。
そうすると、感情的になることが減るでしょう。

私も、自分自身のこととして気長に取り組んでいます。
精神科医といっても、人の子です。
あまり期待していただいても、ガックリされるのが関の山ですが、
しばらくメゲたらまた立ち直ってしまうところはあります。
有難いことです。
何かお役に立てることがあれば、幸いこの上ありません。
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by shin710Y | 2009-09-25 20:37 | こころの健康

気持ちの切り替え方: ある方法

気持ちがなかなか切り替えられない時の、
一つの考え方をご紹介します。

このブログをよく読んでいただいていらっしゃる方に取りましては
あまり目新しいものではありません。

それに、自分を取り巻く環境が変わらない限り、
どうにもならないことがあるでしょう。

こんな考え方もありますよ、ということで、
ご参考になれば幸いです。


どうしても、あることでメゲてしまっていて、
そのことで気持ちの整理がつかず、
折り合いがつかない時。

問題解決に全力を注いだが、それでも
何も変わっていない、として。


無理やり、折り合いをつけようとしない方が、
今の自分には自然体かも知れません。

つまり、
「折り合いがつかないことに、折り合いをつける」

如何でしょうか。


では仮に、こんな形で気持ちを整理出来たとして。


でも、しばらくしたら、やっぱり何とか折り合いをつけようとして
自分が奮闘しているかもしれません。
今度こそ、何とかしてマイナス思考を克服しなければ。

頑張ってみるのも、いいでしょう。

でも、どうしても今夜寝るまでに折り合いがつかなかったら。

今日のところは折り合いがつかなかったな。
まあ、どうにもならないか。

折り合いがつかないことに、折り合いをつけてみては如何でしょう。



腹が立っている自分に、腹を立てなくてもよい。

悲しみを感じている自分のことを、悲しまなくてもよい。

不安を拭い去れない自分を、不安に思わなくてもよい。

落ち込んでいるということ自体に、落ち込まなくてもよい。



言語明瞭、意味不明瞭になったかも知れません。
言葉の乱れ打ち、これにて終了とします。
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by shin710Y | 2009-09-07 20:44 | こころの健康

マナー・モード

東京から岡山に立ち寄った人が、こう言いました。

「岡山は、用水やらドブがあちこちにあるね。
やっぱり、田舎なんだね」

ヘい。

そりゃ、そうでしょうとも。
一、地方都市です。

分かりきったことじゃ、あありませんか。

用水くらいで、驚いてちゃ、いけませんゾ。


この間なんか、こんなことがありましたよ。



自宅にいた時のことです。

何かの音がしている。

「ヴー、ヴー、ヴー・・・」

うん?何の音だ?

ああ、携帯電話の、マナー・モードかいな。

そうだ。そうだろう。


しかし。

ムム?

携帯を取り上げてみたけど、何の音もしていないゾ。

何の音じゃ?


・・・・・・

やや!

自宅のすぐ隣に田んぼがあるのですが、
そこから再び音が聞こえてくる。

「ヴー、ヴー、ヴー・・・」

わかった。



それは、ウシガエルの鳴き声でした!



今はもう、September.
カエルも、静かにしています。

マナーを、守っているのかな。


こういうことは、東京ではなかなか体験出来んじゃろう。
フフフ・・・
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by shin710Y | 2009-09-02 23:33 | 日記