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一人の日本人として

未曾有の大惨事から、1ヶ月が経過しました。

壊滅的打撃と、現在進行形の恐怖。
慣れ親しんでいた生活様式、価値観、人生観、多くのものが
一瞬で過去のものとなったようです。
大変厳しい時代となりました。

一人の日本人として、何かを学ばせていただかなくてはならないと
思いました。
何をどう考え、どこから手をつけて行動してゆけばいいのでしょう。

現地入りすらしていない私が、被災地域の復旧や、
その先にある日本の復興について語らせていただく資格など、
ないのかもしれません。
はなはだ微力ではありますが、それでも愛する我が祖国が
より良い国になって行ってほしいと、多くの方々同様に
願っております。
引き続きの拙文を、どうかお許しください。

日本の復活。
これは、日本の伝統的価値観の復活なくして、
成しえないと思います。

伝統的価値観の復活と継承。
必要条件ではあるものの、それだけで十分ではないでしょうが、
今回はこの点に絞って述べさせてください。

何も、いきなり難しいことをしなくてもいいと思います。
ごく簡単なことから、始めたらよろしいのではないでしょうか。
まずは、ご家族その他、身近な方への挨拶です。

毎日、実践されている方にとりましては、当然至極のことですから
大変失礼を申し上げております。

しかしながら、この当然至極なことが、どうもあちこちで
廃れつつあるような気がするのです。
場合によっては、実は一番の苦行かもしれません。

精神力を鍛えるとか、難しい理論を学ぶことは結構なのですが、
基本中の基本をおさらいするのが先決だと私は思います。

毎朝、「お早う」と家族に声掛けします。
家を出る時は、「行ってきます」
帰ったら「ただいま」

ご飯が出たら、「いただきます」
食べ終わったら、「ご馳走様でした」
きちんと感想も言ったほうがいいでしょう。
少々お口に召さなくても、必ず感謝しながら
何か良かった点を見出して述べましょう。
味付けや品目に注文をつけるのは、その後です。

その他、「お帰りなさい」「ご苦労様」
寝る時は、「お休み」です。
とにかく、自分から挨拶します。

資本主義の影響なのか、戦後教育の失敗なのか、何なのか
よく分かりませんが、とかく我々は見返りを期待します。
そんなことは気にせずに、気前よく挨拶しましょう。
返事がもらえなくても、それは相手自身の問題であって、
こちらの責任ではありません。

その他、
整理整頓。
節約。
もったいないという精神の涵養。

もったいない=感謝です。
有難いことなのだという、認識。

感謝の気持ちを持ち、その気持ちを形にして表すことは、
行(ぎょう)です。
Get しているのに、それをforget している(忘れている)のが、
我々の常です。
「ハイ、確かに頂戴(Get)しております」と気付いていくこと、
それが感謝なのかなと考えます。

Give は、難しいです。Forgive(許す)は、とりわけ難しいです。

感謝の行も、段々と荒行になります。生易しいものでは、ありません。

ただ相手を許せばいいというものでも、ありません。
泥棒に対して、「またどうぞ」という訳にもいきません。
いいことはいい、ダメなものはダメ、と線引きする必要もあります。
整理整頓の必要があります。

相手が線引き出来ないものを、線引きして差し上げる。
そして、それを冷静に伝える。こちらから意思表示をする。
これも、一つのGiveでしょう。
何と、難しいことでしょうか。

しかし、自分が多くの方々のお陰で、
そして大自然の恵みで存在しているのならば、
自分をみすみす貶(おとし)めてしまっては、ご恩返しが出来ません。
誇りを保つことも大切です。

お互い、明日がどうなるのかすら、分かりません。
であるからこそ、少しずつ、少しずつ、たった今の自分にでも
出来ることを探してゆきましょう。
何も、英雄的な行動でなくともよいのです。
少々見飽きたコマーシャルではありますが、
「みんなでやれば、大きな力に」なることでしょう。

久しぶりの長文に、お付き合いいただきまして、
誠に有難うございました。
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by shin710Y | 2011-04-11 22:22 | 日記