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ちょっと不思議な話

桜の散る季節となりました。
ブログご無沙汰しております。

今回は、身の上話になります。

33年前に、父が私の高校入学祝いに腕時計を
プレゼントしてくれました。SEIKOの時計です。

その腕時計を33年間使ってきました。
父が男同士二人で時計屋に買い物に連れて行ってくれたのが、
嬉しかったのです。

耐水機能があるということで、高校1年の夏休みに友達と海水浴に行った時、
時計をつけたまま泳いでみましたが、時計は変わらず元気よく動いていたことを
内心とても誇らしく思ったものです。

その後何年たっても時間にほとんど狂いがないですし、
思い出の品なので、新しい腕時計を買おうという気が全く起こらず、
これまで過ごしてきました。

その父が、この1月に他界しまして、
何故だか4日後には飼い犬もあの世に行きました。
私個人にとりましては、大きな節目でありました。

そして、子供が今春高校に進学する時が来ました。
何をしてやろうか。
プレゼントとか、苦手なんだけどな。

そうだ。
私も、子供の高校入学祝いに、腕時計をプレゼントしてみよう。

そこで、先日子供と二人で時計屋に行ってみました。
丁度、15歳だった私が父と二人で商店街を歩いて、お店に行ったように。

高校生用にいい位の品物を選ばせました。
ついでに、私は自分の腕時計が電池切れして止まっていたので、
電池を入れなおしてもらいました。

お店のおじさん曰く、

「残念ながら、文字板が一部はげ落ちているので、
針が進むのを邪魔してストップすることがあるかもしれません。
フタを開けて修理してもいいですが、1回フタを開けると多分ダメになります」

とのこと。

まあ、仕方ないか。
33年も使ったしなあ。

一応電池の交換をしてみると、さすが。
またしても、マイ時計は元気に動いているではありませんか。

やるね。

気分よく、お店をあとにしました。

さて、翌日。
出勤し、診察を始めてからもマイ時計は正確に時を刻んでいます。

よしよし。

その後数人の方を診察して、ふと時計に目をやると。

何と、針が停止していました。

時計屋のおじさんの予言が的中。
はげ落ちた文字板が針の進行を止めていたのです。

ついに、使命を果たし終えたか。

時計ちゃん。ご苦労さまでしたね。

まあ偶然なのでしょうが、「腕時計の継承」とでも言えばいいのでしょうか。
不思議なことがあるものだと思う、今日この頃です。

なお、時計屋のおじさんに一つ教えてもらいました。

「耐水機能があっても、(あなたの買った時代の?)時計を
海につけてはいけないですよ」

なるほどね。
それにしても、日本の時計って、すごいですね!

では、失礼します。
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by shin710Y | 2013-04-08 19:50 | 日記