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中林淳眞さんと、音楽の力

平成25年12月8日の今日、玉島東公民館で
中林淳眞(あつまさ)先生の講演会を
聞きに行ってきました。

中林先生は、世界的ギタリストで、現在御年86歳。
1964年、日本人ギタリストとして初めてカーネギーホールで
リサイタルを開催。
つい先日の今年11月に、カーネギーホールで再演されました。
詳しくは、中林先生のホームページを是非ご覧ください。

そんなすごいお方が、公民館で無料講演会。
ギターの生演奏もありました。

中林先生は、セレナーデ・コンサートといって、
日本全国各地に自ら出向いて出張コンサートを毎年
開かれています。

今日の講演会では、席が取れなくなったらいけないと思い
早めに会場に向かったところ、私は会場一番乗りでした。
係の方に、「前の席から座ってください」と言われたので、
最前列のかぶりつき席に座ってみました。

すると隣に、人の良さそうな能登さんというおばちゃんが
座ってこられました。

あなたのお名前は?と聞かれたので、
山本です、と答えました。

能登さんによれば、この公民館では、これまでいろいろと講演会があって、
ハンセン病で大変だった方、
日本が敗戦して中国から引き揚げてきて失明した方などの
お話があったとのこと。

いずれのお話も、泣けて泣けて、今の自分は本当に恵まれていると
感謝せずにはおれないと言われていました。

そのうちお客さんも満席になり、トレーナー姿の人などもいて、
50代以上の感じの方が多く、普段の公民館の様子そのものといった
雰囲気でした。

そして、いよいよ開演時刻。
その後1時間半の語り部は、あっという間に
終わりました。
とても面白く、楽しく、美しく、深いお話の数々でした。

なかでも医師の私としては
大変感銘を受けたお話がありました。

5年前のことだそうです。

福島県のある方から、
奥様が癌の末期で余命いくばくもなく、動くことも出来ないので、
先生に自宅までお越しいただいて
家内に演奏を聞かせていただけないでしょうか、
とのお願いのお便りをいただいたとのことです。

早速先生は福島のその方のお宅に行かれ、
演奏されました。

御家族みなさま、どんなに喜ばれたことでしょう。

さて、中林先生はその1年後、おそるおそるその方の
御様子を伺いにお宅へお電話をされたそうです。

すると、先方の声に元気があった。

何と、先生の演奏の後から、癌が快方に向かったとのこと。

そして、ついに全快祝いをすることになり、
先生が招かれたということです!

ちょっと、このお話の細部を聞き間違えているかもしれません。

ただ、癌が完治したことは、聞き間違えていないことを断言します。

音楽の力。

言葉で表現できない、音の力。
高次元のパワー、エネルギー、振動。

ただ、それだけではないと思いました。
中林先生の熱意、愛があってこそだと、思います。
そして、演奏を通して、御家族や友人、知人の皆様が
強烈な一体化を果たしたのではないでしょうか。

そこに、奇跡が起きる。

私は、日常の生業(なりわい)として、大半の方に
お薬をお出ししています。

例えば、生活指導をしてもまだ眠れない人を、
放っておくわけにはいきません。
よく、お薬を出しています。
どうしてもお薬が必要な病気というものも、あります。

と同時に、お薬は基本的に対症療法です。

21世紀は、環境革命の必要性が叫ばれています。
クリーンなエネルギーを使う。
エコを推進する。
自然と共生する。
自然の摂理にしたがう。

これはそのまま、医療にも当てはまると考えています。
自然治癒力とは、何か。
人体や心についての、自然の摂理とは何か。

私は、真の癒しというものは、
人と人とのつながりや、人が自然の摂理を守って生かすこと、
そういったところにあると思っています。

環境革命も、いきなり自然エネルギーだけで世の中が
回るわけではありません。
まだ当分、石油エネルギーなど、必要でしょう。
それでもなお、環境革命を断行しなければ、人類に未来はない。

同様に、医療革命も、いきなり薬物療法ゼロにもって
ゆくことは出来ません。
確実な対処法が見つかる前に、現代医学がもたらしている福音を
捨て去るなど、愚の骨頂です。

ただ、薬以外にも、色々対処法はないのか。
それを真剣に探して行かねばなりません。
医療を施す側も、受ける側も、双方にその発想が必要です。

それは、無理難題をやることとは、違うと思います。
ナチュラルで、よりクリーンな方法を確立してゆくのです。

心に沁みる音楽しかり。
マインド不ルネスとか、瞑想とかも、しかり。

どうやったら、幸せになれるのでしょう。
私の知る範囲では、それは、拍子抜けするくらいにシンプルなことに
集約されます。

たとえば、人と仲良くすること。
ニコッとすること。
礼儀とルールを守ること。
何か言いたいことがあったら、相手に直接、穏やかに伝えること。
健康的な生活習慣を守ること。

そして、中林先生のように、気前よく生きることです。
先生は、10代の頃、死病と恐れられた結核を患い、手術を受け、
母子家庭で経済的にも大変苦しい経験をされたとのこと。
そのお母様の生きざまから、多くのことを学ばれました。

ですので、本当の幸せとは何かを、悟ってらっしゃるのだと思います。
余計な色気はなく、至ってシンプルな生き方。

誰でも、失敗をします。
失敗から、学んでいきましょう。
賢くなって、いきましょう。

人生、七転び八起きです。
希望を持ちましょう。

有難うございました。


P.S.
中林淳眞氏 ギターリサイタルのお知らせ

12月13日(金) 倉敷芸文館アイシアター
開場 18:30  開演 19:00

コンサートチケット
前売り ¥2,500 (電話予約共)  当日 ¥3,000
電話予約&お問い合わせ 
TEL 086-276-5178 中林様まで、と
なっております。

今日の講演会で配られていたパンフレットから
ご紹介させていただきました。

私は仕事で観に行くことができませんが、
ご興味を持たれたかた、是非ご覧になることをお勧めします。
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by shin710Y | 2013-12-08 21:46 | 日記